レオナルド・ダ・ヴィンチ
こんにちは!ぼくのなまえはレオナルド。ずっとずっと昔の、1452年という年に生まれたんだ。ヴィンチという町の近くの、きれいな村で育ったよ。おひさまはポカポカで、まわりはみどりの丘だらけ。ぼくは外を走り回って、探検するのが大好きだった!アリさんが一列になって歩いているのをじっと見たり、鳥が高いお空を飛んでいくのを眺めたりした。「どうやって飛ぶんだろう?」って、いつも不思議に思っていたんだ。ぼくはいつも小さなノートとえんぴつを持っていて、見たもの全部をスケッチしたよ。くるっと巻いたお花、ふわふわの雲、鳥さんのやわらかい羽。ぼくは知りたがりな男の子で、いつも「どうして?」「どうやって?」って考えていたんだ。
少し大きくなって、ぼくはフィレンツェっていう、にぎやかな大きな街にお引越しした。そして、絵描きさんの工房でお手伝いを始めたんだ!そこはとっても楽しい場所だったよ。魔法の薬みたいに、赤、青、黄色って、きれいな色の絵の具を混ぜるのを習ったんだ。先生のアンドレアさんを手伝うのがぼくのお仕事。一緒に大きくて素敵な絵を描いたんだ。ある日、先生の絵の中に、ぼくが小さな天使を描いたんだ。先生は、ぼくの天使が本物みたいで、絵から飛び出してきそうだねって、びっくりしていたよ!ぼくはとっても嬉しくなったんだ。
ぼくは絵を描くのも大好きだったけど、夢を見たり、考えたりするのも大好きだった。ぼくのノートは、お花や鳥の絵だけじゃなくなったんだ。ぼくのすごいアイデアでいっぱいになった!空を飛ぶ機械を作るのを夢見ていたんだ。夜の空を飛ぶコウモリを見て、コウモリみたいな羽がついた空飛ぶ機械の絵を描いた。鳥みたいに、お空を高く飛んでみたかったんだ!ぼくは、とっても有名な絵も描いたよ。それは、優しくて、秘密の微笑みを持っている女の人の絵。その人の名前はモナ・リザ。ぼくは、人の心の中にある気持ちを絵にするのが大好きだったんだ。
ぼくは絵を描いたり、夢を見たりして、とっても長くて幸せな人生を送った。そして、おじいさんになって、ぼくの人生は終わったんだ。でもね、それはずっとずっと昔のことだけど、ぼくの考えたことや作ったものは、なくならなかったんだよ!ぼくが描いた空飛ぶ機械の絵や、秘密の微笑みを持つ女の人の絵は、今でもみんなが見ることができるんだ。世界中の人がその絵を見て、いろいろなことを考えてくれる。みんなも、ぼくみたいに知りたがりな気持ちを忘れないでね。たくさん質問して、夢の絵を描いて、いつでもワクワクしながら世界を見てみてね。
読解問題
クリックして答えを見る